エピローグ
Jean-Paul Sartre ジャン・ポール サルトル 作家 哲学者
1980年4月15日パリにて没。
作品:
『想像力の問題』 1940年
『存在と無』 1943年
『方法の問題』 1960年
『弁証法的理性批判』 1960年
『実存主義とは何か』 1946年
『ボードレール』 1947年
『蝿』 1943
『出口なし』 1944年
『汚れた手』 1948年
『アルトナの幽閉者』 1959年
『トロイヤの女たち』 1965年
『言葉』 1963年
『壁』 1937年
『水いらず』 1938年
『嘔吐』 1938年
『自由への道』 1945年 – 1949年
□□□□第一部 『分別ざかり』
□□□□第二部 『猶予』
□□□□第三部 『魂の中の死』
□□□□第四部 『最後の機会』 未完
明日の朝、彼女はMontparnasse-Bienvenüe墓地へ花をたむけに行く。
非常に若かった日に、リュクサンブルグ公園で膝の上で約束したとおりに。
「人生は短いと思う?」
「あぁ、そう思う。」
「永遠を信じる?」
「あぁ、信じるよ。」
「私も、あなたと一緒に信じる。」
「未完の『自由への道 四部』 を書く。
Montparnasse-Bienvenüe で眠っていて。
あそこならば、私もよく知っているから。
私に歌を残して、一曲でいいから。」
「花は何が好き?」
「どの花でもいいよ・・・・・
・・・・・時間だ!」
完 了
2022年 9月
絵・物語: RiéTan:(ソレール & リュネール)
プロフィール:横浜生
早稲田大学フランス文学科卒業
□□□本明寛文学部長・井上究一郎教授:在学中のご厚意に感謝申し上げます。
パリ・ソルボンヌ大学 1973 – 1975
ふ た ご の ピ エ ロ
「自由への道 4部」 への追補